HOME > 新潟の春を探して 花と緑の道を歩く > 山野草が彩る 南魚沼エリア

周囲には、八海山、巻機山などの山々が広がる南魚沼。
その中のひとつ、坂戸山は六日町市街地から程近い場所にそびえている。
街中から一歩踏み込めば景色は一転。たくさんの色とりどりの山野草が出迎えてくれる。

標高634mの坂戸山は、上杉景勝の居城・難攻不落の要塞といわれた坂戸城の大規模な城跡。現在もいくつかの遺構を見ることができ、歴史と自然を満喫できる山として多くの人に親しまれています。
カタクリの群生地が多いことでも有名な坂戸山ですが、その他にも春はキクザキイチゲやショウジョウバカマなどの山野草、マルバマンサクやコブシなど樹木の花々を見ながらトレッキングを楽しめます。トレッキングコースは2つのルートがあり、どちらも登山口から山頂までゆっくり歩いて約80〜90分。登山道が階段状になっている薬師尾根コースは展望が良く、さまざまな樹木の花を見られるのが魅力です。登山口のすぐ近くには、時期になると人々を出迎えるように桜が咲き誇り、ピンク色のユキグニミツバツツジやナナカマド、香りのよい白い花・タムシバなど、可憐な花々が心を癒してくれるようです。
もうひとつの城坂コースは初心者でも登りやすいルートで、麓から山頂まで多くの山野草に出会えます。登山口から近い、家臣屋敷跡や石垣跡周辺、山頂に近い桃の木平はカタクリが 一面に広がり、道中にもオオイワカガミ、イカリソウ、イワウチワ、エゾエンゴサクなどが顔を見せてくれます。また、桃の木平を過ぎると一気に視界が開け、八海山をはじめ県境の山々を一望。眼下に広がる六日町盆地は、田に水が張られると光が反射し、一面鏡のようにきらきらと輝いて美しい景色です。
花々が一斉に咲き、オオルリなどの野鳥も姿を見せる坂戸山の春。ゆっくりと歩きながら、花の表情や香り、野鳥の声など、五感を使って命の芽吹きを感じてください。


[期] 5月8日(土)〜6月20日(日)の毎週土日
[料] 1,000円(ガイド料、保険料込)
※昼食は各自でご用意ください。
※2名様以上で催行

[期] 4月24日(土)〜5月23日(日)
[料] 大人3,000円、小学生以下2,000円(ガイド料・保険料・バス代込)
※2名様以上で催行
[期] 4月10日(土)〜5月5日(水・祝)の毎週土日祝日※定員30名、2日前までに要予約
[料] 大人4,500円、小学生以下3,000円(ガイド料、保険料、バス代、昼食代、ロープウェー代込)
※2名様以上で催行
ツアーについてのお問い合わせは
六日町観光協会(025-770-1173)へ

ガイド1回、6,300円
※花の開花時期は目安であり気候などにより変動する場合があります。
春の山々を彩るカタクリ。“カタクリ(片栗)”という名前は「食用にする根の鱗片が“栗”の“片”割れに似ている」から等、説はいろいろあるもよう。古い呼び名で“傾籠または堅香子(かたかご)”というものもあり、なんと万葉集の歌にも登場! 古くから人々を和ませていたんですね。ちなみに英名は「Dog tooth violet」…、犬の歯かな?
また、カタクリはその名の通り「片栗粉」がとれる植物。昔、カタクリからとれる良質な片栗粉はとても重宝されていたようです。ただ、ひとつひとつからかなり少量しかとれないうえに最近はカタクリ自体が貴重な植物ということもあり、今ではもうほとんどとられていません。ちなみに今一般的に売られている片栗粉は“じゃがいも”のもの。知りませんでした…。

坂戸山では、登山口付近の内堀で無料休憩所の「お六のお茶飲み場」が開かれることがあります。地元のものを使った漬物やおにぎりなどを、現地の有志で集まったボランティアの方々が無料で振舞ってくれるんですよ。時には六日町温泉の女将さんも参加されるとか!
もし運良く開かれていた際には、トレッキングの疲れを癒しに、ぜひ立ち寄ってくださいね!

無料休憩所 お六のお茶飲み場

〒950-8570 新潟県新潟市中央区新光町4番地1
TEL:025-283-1188/FAX:025-283-4345