HOME > にいがた一本桜めぐり

数十本、数百本の桜並木は見事だけれど、一本だけすっくと立つ一本桜には独特の情趣がある。
潔いまでの凜とした佇まいを紹介しよう。

4月中旬
小佐渡西部の山間の大崎集落に、この地域にしては珍しいほどの大きな桜の木がある。樹齢は280~300年を数え、その名の通りこの里に住む人々は昔から花の開花時期を農作業の目安にしてきた。木の根本には広場と阿弥陀堂、石塔があり、名前の由来が記されている。桜念仏や人形上演など、地域のよりどころとして長く愛されている。
根元周り6.9m、目通り周り4.8m、枝張り26m、樹高21mと堂々たる大木で、地上15mほどの高さまでコケが付き、ケヤキが寄生するなど古木の様相を呈しており、佐渡市の天然記念物に指定されている。
遠くから眺めただけでも古木の巨大さがよくわかるが、足元まで近づいて見上げるのも格別。開花時期は毎年4月10日から20日頃で、花の盛りはライトアップされ夕景、夜景も美しい。羽茂川の川面にまで枝を広げ、見事な花を咲かせる様は見事の一言に尽きる。
[所] 佐渡市羽茂大崎1167
[問] 佐渡観光協会
[電] 0259-27-5000


4月下旬~5月上旬頃
海潮寺境内にあり、小木おけさに「枝は越後に葉は佐渡に」と歌われる、優雅な匂い桜。黄芽から一重と八重の白花が混じり咲き、花弁の先端が不規則に細裂しているのが特徴。
[所] 佐渡市小木(海潮寺)
[問] 佐渡観光協会
[電] 0259-27-5000


4月中旬~下旬
早春の境内を彩る野中ザクラは、野生のベニヤマザクラの天然変形。花の直径が約5~6cmと大きく花色は濃紅色に。植物学上非常に珍しいため、国の天然記念物に指定されている。
[所] 東蒲原郡阿賀町両郷甲1101-1
[問] 阿賀町教育委員会社会教育課
[電] 0254-92-3333


4月中旬~下旬
樹齢約100年、樹高約15m、幹周り2.25mの巨木。もとは仙台藩の奥庭にあった御止桜を、日露戦争当時、仙台砲兵隊に所属していた村人が種を持ち帰って育てたと伝えられている。
[所] 長岡市栗山沢(さくら広場)
[問] 栃尾観光協会
[電] 0258-51-1195


4月下旬~5月上旬
旧善正寺本堂跡の裏に、目通りの径0.9m、樹高15m、樹齢200年以上を誇る見事なシダレザクラがある。雪の多い地にあって太さ、大きさ、樹齢から見てもまれな巨木。
[所] 糸魚川市大字砂場4157
[問] 糸魚川市文化振興課
[電] 025-552-1511


4月下旬~5月上旬
浄法寺の境内中央にあるしだれ桜。ウバヒガンの変種で、別名糸桜。目通りの径0.75m、樹高14mを誇る見事な巨木だ。糸魚川市の文化財(天然記念物)に指定されている。
[所] 糸魚川市大字東塚890
[問] 糸魚川市文化振興課
[電] 025-552-1511

※花の見ごろは目安であり、気候などにより変動する場合があります。

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